大学受験が終わったあとって、英語の勉強した方がいいのかな?やった方がよさそうだけど、何からやればいいんだろう。
今回の記事では、そんな疑問におこたえしていきます。
英語は大学1年にやらないとお金のむだ
まず結論からいうと、受験後も英語の勉強はした方がいいです。これは文系理系のどちらにも当てはまります。
なぜなら、英語力はあなたの資産になるからです。
具体的に僕の体験談をまじえて説明します。
体験談:英語は資産になる
僕は高校生の時は全く勉強せず、部活ばかりやっていました。(当時バスケ部)
高校3年生の5〜6月ころに部活を引退して、それでも勉強せず夏休みは進路が決まっている友達とひたすらに遊び倒しました。
そして高校3年生の9月になり、はじめて危機感を持ちました。普通に考えたら遅すぎですね(笑)
でもそれまで、僕の周りの友人・先生・家族も何も言わなかったので、危機感を感じていませんでした。
「高卒で就職はしたくない」という思いから、死に物狂いで勉強しました。1日15時間ひたすら毎日勉強していたと思います。
その後、自分の志望校に合格ができ、大学1年生でTOEIC720点をとり、1年生のうちに900点をこえることができました。
英語力がついたことで、就職活動や就職後もさまざまなメリットがありました。就職活動では英語力を評価してもらえたり、就職後も海外プロジェクトのチームにまぜてもらうことができました。
これは僕の経験からの一例ですが、英語力はあなたの資産になって、将来の可能性をひろげてくれます。
それはわかるけど、就職活動とか必要になったらやればいいんじゃない?
いえ、それはもったいないです。はっきりと大学受験後にやった方がいいと言える理由があります。
具体的に説明していきます。
既に大学受験に費用と時間を投資している
大学受験後に英語を勉強した方がよい理由、それは既に大学受験で費用と時間を英語に投資しているからです。
言いかえれば、もっともコスパよく英語の勉強をできるのが大学受験後の大学1年生です。
例えば、あなたが塾・予備校で1年間、1日平均6時間受験勉強に費やしたとします。
- 費用:数10万〜100万円程度
- 時間:約2200時間(1日平均6時間計算)
あくまで一例ですが、これだけの費用と時間を費やしてきたんです。そして、ほとんどの人が受験科目に英語が含まれています。
つまり、これだけの費用と時間を「英語&他の受験科目」に投資してきたのです。
大学受験後に英語の勉強をしないと、これだけの投資の一部がむだになります。大学2年生になって、英語力が完全に落ちた状態からまた勉強するなんて、もったいないですよね。
だからこそ、大学受験後すぐに英語の学習をすることをおすすめします。
あなたの大切な人生の時間です。大学受験に費用を投資してくれたのは保護者かもしれませんが、これだけの費用と時間の投資を有効活用していきましょう。
そして、文系理系どちらにも英語力が求められる状況はほぼ確実にあります。
- 文系:就職活動
- 理系:論文を読む・院試
こんな感じで、文系も理系もほぼ必須で英語力が求められる状況があります。
もちろん英語ができなくてもなんとかなるかもしれませんが、英語量があった方が得をするのは間違いありません。
そして、英語力をコスパよく高められるのが、大学受験勉強で既にかなりの費用と時間を投資している「大学受験後」なんです。
ここまで読んでいただいた方は、「英語は受験後の大学1年も継続した方がいいな、じゃあ何をやったらいいんだろう?」と思ったかもしれません。
何をやればいいか迷うなら、まずは「TOEIC」の勉強をしましょう。
何をやるか迷うなら「TOEIC対策」一択です
なぜ「TOEIC対策」をしたらいいかを説明していきます。
理由はあなたの英語力が「客観的に評価できる資産」になるからです。
どれだけあなたの英語力が高くても、周りから評価されなければ活かしきれないこともあります。就職活動がわかりやすい例です。
なので、TOEICを受けることで、スコアを上げて客観的な評価基準をつくり、周りから評価される力をつけていきましょう。就職活動意外であっても、理系の院試などで評価されることもあります。
ちなみに、僕は大手予備校で働いていて、大学生のアルバイトスタッフとも日々仕事をしています。
彼ら・彼女ら、または受験後の高校生から、「大学受験後の英語勉強は何をすればいいか?」という質問をされたら、「目的がないならとりあえずTOEICやろう」と迷わずこたえています。
でも、わたしは将来留学したいし!話す勉強したいんだけど!
目的がある場合は別です。留学という目標があって、それの実現するための英語の勉強という目的であれば、英会話のトレーニングやTOEFL対策を優先することをおすすめします。
でも、もしも特に目的もなければ、まずはTOEICの対策をしていきましょう。英語があなたの資産になるだけでなく、客観的に評価できる指標にもなっていきます。
- 投資をむだにせず英語力を上げれる
- 英語力という資産をコスパよくつくれる
- 客観的に評価できる資産をつくれる
大学受験後や大学1年生の段階で、英語学習の必要性を考えている人はすばらしいです。
この記事を読んでいるあなたは、すでに英語の勉強をやめてしまっている人よりも、一歩差をつけられています。
あとは行動するだけですね。
TOEIC対策については、こちらの記事も参考にしてみてください。