今日は「人を操る禁断の文章術」についてまとめました。僕は読書が趣味で、年間150〜200冊くらい読んでいます。
メンタリストでおなじみのDaiGoさんの、心理学にもとづいた文章テクニックの本。メンタリズムをベースに、他にもたくさんの著書を出版されていますね。
YouTubeでも活動をしており、チャンネル登録者数は100万人を超える超売れっ子です。人を操る禁断の文章術はタイトルどおり「文章術」についての本になります。
では、どんな人におすすめできる本でしょうか。
言葉で行動させるテクニックがほしい人
さっそく結論です。
こんな人は「人を操る禁断の文章術」を読むべきです。
人を操る禁断の文章術:どんな人が読むべき?
- ブロガーなど文章を書く人
- 営業マンなど言葉(会話)で仕事する人
- SNSで発信して影響力を持ちたい人
人を操る禁断の文章術:読むとどうなる?
- 人の心を動かし、行動を促す文書術が学べる
- 行動を促す具体的な「7つのトリガー」がわかる
- 具体的な5つの「文章テクニック」が学べる
文章術にはなりますが、営業をされる会社員の方にも有益だと思います。営業的な心理学もふくむので、知っているものは復習して、あたらしい知識は営業に活用してみてはいかだでしょう。
自分のようなブログを書く人にもおすすめです。文章を書く機会って人によって経験値にかなり差があるので、どんな文章を書けばいいかわからない方は、まずは文章術の本から学ぶのはありかと。
それでは「人を操る禁断の文章術」の3つの要約ポイントです。
人を操る禁断の文章術:3つの要約ポイント
読んだ相手に想像力を使ってもらう
「心が動かされる」とは、よく言われますが、いい文章を読んだとき、私たちの心で「何が」起きているのでしょうか。そのとき私たちは文章に散りばめられた言葉に反応し、頭の中にあるイメージをふくらませ、対象について想像し始めます。
そして、そのイメージは、ときに行動のための原動力となります。
本の冒頭にこのような内容があります。
読者は「言葉に反応して想像をふくらませる」という内容。
例えばですが、あなたが100万円を手に入れたら、まずは何に使いますか?
5秒で考えてみてください。
・・・
・・・
・・・
いかがでしょうか?100万円の使い道は思いつきましたか?
いま考えた100万円の使い道が、読者が想像力を使って考えたニーズになります。
別の例えで、あなたが投資の知識にたけていて、100万円の元金があれば99%成功できる投資情報を提供できるとします。
「100万円あったら○○に投資しましょう」
非常に魅力的な言葉にうつります。でも、この言葉は読者の想像力によって生まれたものではなく、書き手が提供したものですね。
もしかすると、投資でお金を増やすよりも、目の前の悩み・不安を100万円で早急に解決したい人もいるかもしれません。
人の心を動かすには「文章に反応させて、想像をさせる」ことです。
文章は「人を行動させる」
文章のたった1つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」
文章を活用する際、唯一の目的は「人を行動させること」です。
- ブログでたくさんの人に記事を見てほしい
- 好きな人へLINEを送って食事に誘いたい
- 上司に企画者を提出して採用してもらいたい
などなど、文章で人の心を動かすシチュエーションは日常にころがっています。
つまり、読む→言葉に反応する→想像する、には続きがあるわけです。
それは、読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす、です。
行動を起こさせるためには、言葉をうまくつかって想像をさせることがポイントとなります。
これは営業・セールスにも応用できる心理ですね。質問型営業を得意にしている方は当てはまると思います。
質問を投げかけて相手に考えさせることで、想像力をふくらまし購買意欲を刺激する方法ですね。
文章は半永久的に働く
ここまで読まれて、文章の凄さはわかったけど、「会話のほうが力があるんじゃないの?」と思われた方もいるでしょう。
ですが、会話の持つ力を遥かに超えるもう1つの力が、文章にはあります。
文章は一度、書いてしまえば半永久的に働いてくれるのです。
文章術をみがくことで、文章に働かせることができるという内容です。
半永久的に働いてくれるなんて、AIみたいでなんだかすごそう・・・
会話であればあなた自身が話す必要がありますが、言葉は24時間休まずに読み手の想像力を刺激していきます。
ブログやツイッターに投稿した文字はWEB上にいつでもアクセスできる状態でのこります。
営業や広告での文章も、コピペして使うだけでいろんな状況で活躍してくれます。
文章は人の行動を動かすだけでなく、人の労力を削減して自動化してくれる、魔法のような便利なものなんです。
それでは要約ポイントをまとめましょう。
- 文章は「想像を働かせる」
- 想像は「行動を起こさせる」
- 文章は半永久的に働く最強ツール
人を操る禁断の文章術を「もっと」くわしく
人を操る禁断の文章術の「もっと」くわしくについてです。
冒頭の結論を再度まとめています。
【再掲】人を操る禁断の文章術:読むとどうなる?
- 人の心を動かし、行動を促す文書術が学べる
- 行動を促す具体的な「7つのトリガー」がわかる
- 具体的な5つの「文章テクニック」が学べる
まず、要約ポイントであげたような文章の機能・役割は学べます。
そしてこの本は4章の構成となっていて、第3章と第4章では、「人を動かす7つのトリガー&5つの文章テクニック」が書かれています。
やっぱり具体的なテクニックがあった方が実践しやすいので、このようにまとまっているのは助かりますね。
ちなみに7つのトリガーの考え方は、多くの有名ブロガーの方も活用されています。
文章は日常にころがりまくってる
一般的に多くの人は、毎日何かしら考えます、文章を目にします、会話をします。つまり文章は日常にころがりまくっています。
文章の力を理解することができれば、様々なシチュエーションで応用ができます。文章テクニックが上がると、日常のどんな場面でメリットがあるか考えてみてはいかがでしょうか。
本日の記事は以上です。