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TOEIC対策で英語を話せるようになるのか?TOEIC対策は意味がない?

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悩む人

TOEICの勉強はしてるんだけど、TOEICのスコアが上げれば英語を話せるようにもなるのかな?

おんべ

本日はTOEICの点数が上がると英会話能力も上がるのかについて、自分自身の経験も交えながらまとめました。

この記事がおすすめの方
  • TOEICの勉強をしながら英会話もできるようにしたい
  • TOEICと英会話どっちを優先すべきかわからない
この記事を読むとどうなるか?
  • 英語を話すために必要なことがわかる
  • TOEICと英会話の優先順位がわかる

TOEICができても英語は話せません

さっそく結論ですが、TOEICの勉強をしていても英語は話せるようになりません。

僕の経験でもTOEIC700点や900点を超えても話せませんでした。

一般的にはTOEICの勉強だけをして800点・900点をとっても、英語を話せるようにはなりません。

TOEICは受信力(読む・聞く)のトレーニング

なぜTOEICの勉強をしても英語を話せるようにならないのでしょうか。

それはTOEICが求める英語力が以下のようなものだからです。

TOEICは英語の受信力を求められる
  • リーディング:読む力
  • リスニング:聞く力

TOEICでは英語を「話す力」は求められません。

シンプルな理由ですが、求められていない力を伸ばすことは難しいのです。

話せるようになるには①:話すトレーニングが必要

なので、もしもあなたが英語を話せるようになりたいのであれば、話すトレーニングが必要です。

  • 語学留学をする
  • 外国人の友達と話す
  • Skype英会話でトレーニングする
  • 「瞬間英作文」でトレーニングする

などなど。

何かしらの英語を話すトレーニングをする必要があります。

話せるようになるには②:日本では英語を話す機会がない

英語を話せるようになるには、TOEICとは別で話すトレーニングが必要です。

しかしな大きな問題があります。

日本で生きる多くの人は、日常生活で英語を話す機会極めて少ないです。

仕事で英語をつかっていたり、友人・家族が英語話者でなければ、英語をつかう機会は自然には生まれないです。

つまり、多くの人は「英語を話す機会」を意図的につくる必要があります。

話せるようになるには③:話す機会をつくる

英語を話せるようになるには、意図的に英語を話す機会をつくる必要があります。

しかしながら、「いきなりSkype英会話で実践をつんでいくのはハードルが高い」と感じる方も多いと思います。

そんな方には、「瞬間英作文」で英会話トレーニングをしていくのをオススメします。「瞬間英作文」については、また別の記事でまとめたいと思います。

TOEICの勉強は意味がないの?

悩む人

TOEICの勉強をしても話せるようにならないのか。意味がないならTOEIC対策やめようかな。

おんべ

TOEIC対策が意味がないわけではありません。英語を話したい人も是非TOEICを優先しましょう。

TOEICは無駄ではないです。英会話力を上げるためにプラスになる部分もあります。

基本的には英会話力をいきなり鍛えるよりも、まずはTOEIC対策を優先することをおすすめします。

なぜTOEICを優先するか①:受信力は英会話にも必要

TOEICは英語の受信力が求められる試験です。

そして英語の受信力は英会話にも必要です。そう、リスニング力です。

ちなみに、僕がTOEICの点数が上がっても話せない時はこんな感じでした。

TOEIC高スコアでも話せない人の英会話
  • ゆっくりの会話はほぼ理解できる
  • 少し早い会話も聞き返せばほぼ理解できる
  • 返答を考えたり話すことに時間がとてもかかる

こんな感じでした。

つまり、聞くことはできるんだけど、話すことができない状況です。

当たり前ですが、英会話には「聞く力+話す力」の両方が求められます。

英会話に必要な「聞く力」をつけたいなら、TOEICは有益な学習になります。

なぜTOEICを優先するか②:基礎がないと話せない

英語を話すためには、最低限の英語の基礎知識は必要です。

なぜかというと、英語を話す時のイメージはこんな感じだからです。

  1. 話したい文章を日本語で考える
  2. 考えた文を頭の中で英語に訳す
  3. 英語を話す

小さい頃から海外で住んでいた方は違う場合もありますが、多くの日本人は一般的にこんなプロセスで英語を話します。

つまり、知っている知識をもとに日本語を英語に訳せないと、英語は話せないのです。

単語や文法知識もろくに知らずにスラスラ英訳ができますでしょうか?

英語を話せるようになりたい人も、まずはTOEICの目標スコアを達成してからステップアップすることをおすすめします。

目安としてはTOEIC500-600点程度の基礎力を目標にしましょう。

なぜTOEICを優先するのか③:話せる必要はありますか?

みなさんはなぜ英語を勉強していますか?

英語を勉強して何か実現したいことはありますか?

英語を勉強する理由はみなさん変わると思ういますが、「英語を話せる必要って本当にありますでしょうか?」

  • 海外旅行で苦労しないようにしたい
  • 就活に向けてTOEICのスコアを上げたい
  • 将来に備えて英語はできるようにしておきたい

みなさんが英語を勉強する理由がこのようなものであれば、間違いなくTOEICを優先した方がいいです。

日本では日常で英会話能力を求められることは極めて少ないです。

そして就活・転職でも、TOEICスコアを英語力の肩書きにできることがほとんどです。

真っ先に英会話能力を上げた方が良い方は以下の2パターンです。

  1. 数ヶ月以内に仕事で英会話能力が求められる
  2. 数ヶ月以内に英語圏の国へ移住(留学)する

上記ようなある程度の緊急性がある場合以外は、TOEIC対策を優先することをおすすめします。

TOEICで英語の基礎力をしっかりとつけておき、もしも「緊急で生活において英会話力が必要」となった時に、培った基礎力を活かして話せるようにしていけばいいのです。

まとめ

残念なことにTOEICの勉強だけでは英語は話せるようになりません。

ただ、TOEICの勉強が英会話力を上げることに全く無関係という訳ではありません。

多くの学生・社会人にとって、TOEICはコストパフォーマンス・タイムパフォーマンス的に最高の英語学習だと思っています。

TOEICだけでは英語は話せない、それでもやっぱりTOEICをやろう!

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