どんな人にオススメ?
この記事はこんな方にオススメです。
- いまの英語学習法が正しいか分からない。
- 英語の勉強を何からすればいいか分からない。
「英語力ってどうやったら伸びるの?」
そんな方にオススメの本が「英語学習2.0」です。英語初心者の方に読んでほしいです。
これから本格的に英語学習をはじめる方にオススメです。
読むとどうなる?
- 英語力を伸ばす基本的な考えが分かる
- 英語学習法を広く浅く知ることができる
- 学習時間の重要性が分かる
「英語学習2.0」の著者のプロフィール
- 岡田 祥吾(おかだ しょうご)
- 株式会社プログリット代表取締役社長CEO
- 英語コーチングプログラムPROGRIT(プログリット)運営
- 新卒でマッキンゼーを経て起業
英語力はどうやったら伸びる?
本の冒頭に英語力向上のための結論が書かれています。
英語力の伸び =学習生産性×投下時間
英語を効率よく伸ばすためには「効率×時間」ということです。
「えっ?そんなの当たり前じゃん」と思われた方、
そうです。こんなこと当たり前ですよね。
当たり前なのに難しいからみなさん悩んでいるんです。
- 学習法や教材がありすぎてどれが効率的かわからない。
- 英語学習の時間がとれない、継続できない。
こんな悩みは一般的に多いです。
逆に考えれば「①効率を上げる・②学習時間を増やす」方法が確立できれば、着実に英語力は伸びていきます。
①効率を上げる
英語コーチングプログラム「PROGRIT(プログリット)」では、ひとりひとり個別の英語学習プログラムを組み立てます。
そして専属のコンサルタントがついて学習をサポートしていきます。
「学習生産性(=個別学習プログラム)」を上げ、「投下時間(=コンサルタントで学習管理)」を増やすことで効果を上げているようです。
- Chapter2:間違いだらけの英語学習
- Chapter3:英語を科学するーリスニング編
- Chapter4:英語を科学するースピーキング編
学習法の内容はかなり基本的なことが多いです。
いろいろな学習法を試された方には物足りないかもしれません。
英語初学者が学習法の重要性を理解するのには役立つ内容です。
②学習時間を増やす
英語の学習も1日5分でいいのでコツコツ続けることが大事だ!といった意見もあります。
しかし、本当に英語を身につけたいと思うのならば、3ヶ月程度の短期間で、集中的に英語学習をしたほうが圧倒的に効果的です。
最後のチャプターでは英語学習の継続法について書かれています。
この引用の部分は本当に同意します。最初の3ヶ月が大変だからこそ最大出力で努力するべきです。
英語学習もブログも資格勉強も何にでも当てはまるのですが、さいしょの慣れ(習慣化)までがもっとも辛いです。さいしょに手を抜いて「スキマ時間にコツコツやればいいや」とするのはNGです。
徐々にスキマ時間は減っていき、最終的にはゼロになります。
- さいしょに全力を出すことで習慣化しやすい
- 短期間で成果を感じることで自己肯定感が生まれる
- 成果がでれば自然とモチベーションは湧いてくる
ちなみにTOEICのスコアを100点伸ばすのには約300時間の学習時間が必要と言われることが多いです。
下の表が、現在のスコアから目標のスコア達成までに必要な学習時間の目安の引用です。
1日1時間の勉強で1年かかります。1年間毎日がんばってやっとTOEIC100点アップです。
さいしょの3ヶ月を毎日3〜4時間学習すれば一気に約300時間は学習時間がとれます。
成果も出て、学習法の試行錯誤を踏まえて高いモチベーションで次のステップに入ることができます。
多くの人が成果が出るまで継続をすることができずに脱落していきます。短期集中で一気に苦労することで、その後が圧倒的に楽になっていきます。
最後に
これから英語学習をはじめる方が、基本的な考えを確認するために読むのがオススメです。
本日の記事は以上です。